ランニング「ナチュラル」?「フル装備」?どっちがいいのか
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ランニング「ナチュラル」?「フル装備」?どっちがいいのか
RUN FREE.
これは何度もお伝えしていますが、「自然に動くこと」は非常に大切です。
しかし同時に、こうも考えています。
ナチュラルだけでは勝てない、ということです。
ベアフットランがブームになってから20年。それでも「裸足が最強」という流れはあります
ベアフットランがブームになってから、すでに20年近くが経っています。
それでも依然として、「裸足が最強」「シューズに頼らないほうが自然だ」という考え方は根強く残っています。
確かに、ベアフットにはメリットがあります。
- 足の感覚が鋭くなる
- 接地が丁寧になる
- 無駄な動きが減る
そして特にわかりやすいのが、ベアフットではヒールストライク(かかと着地)がしにくくなるという点です。

その結果、自然と接地は前寄りになり、地面をどのように踏んでいるかに意識が向きやすくなります。
これは、感覚を磨くという意味で非常に重要です。
しかし研究は少し違うことを示しています
2026年に Journal of Strength and Conditioning Research に掲載された 「Comparison of the Effects of Barefoot and Shod Training on Foot Structure, Muscle Strength, and Sensory Function」では、裸足とシューズ着用のトレーニングが比較されています。
本記事では論文内容を一般向けに要約していますが、研究の大きなポイントは、裸足でもシューズでも、トレーニング効果に決定的な差が出たわけではないということです。
- 足の構造 → 大きな差は見られない
- 感覚機能 → 大きな差は見られない
- 筋力 → どちらでも向上が見られる
つまり、裸足だから特別に優れている、という単純な話ではありません。
ナチュラルであることと、優れていることはイコールではない、というのがここでの重要なポイントです。
ではシューズは必要ないのでしょうか? むしろ逆です
シューズはパフォーマンスを高めるための有力な道具です。
- 反発
- クッション
- 安定性
これらの要素は、走りを効率的にサポートします。
トップ選手が裸足でレースをしない理由もシンプルです。
勝つためには、使えるギアを適切に使った方がよいからです。
結論:どちらが良いのか
結論はシンプルです。
どちらも取り入れることが重要です。
裸足の感覚を失わないことも大切ですが、必要な場面ではギアを活用してパフォーマンスを高めることも同じくらい重要です。
ノーギアデイ|アクティブレストやEasy Dayで感覚を取り戻す
あえて装備を減らす日を作ることをおすすめします。
- ベアフットに近いゼロドロップシューズ(例:ビブラムなど)
- コットンTシャツ
- ゆるめのパンツ
- 時計なし
- 補給はおにぎり
これは、アクティブレストやEasy Dayに適しています。
目的は速く走ることではなく、地面の感覚、身体のリズム、自分自身の動きを感じることです。
決戦デイ|大切なロングランやポイント練習ではギアを活用する
一方で、パフォーマンスを出す日も必要です。
レースだけでなく、大切なロングランやポイント練習も同様です。
このような日は、遠慮せずにギアを活用しましょう。
- フルカーボンシューズ
- 心拍計
- コンプレッションウェア
- 軽量トップス
- 補給はジェル
目的は明確です。
スピード、効率、出力を高めることです。
バランスが最も重要です
ナチュラルだけでも偏ります。ギアだけでも偏ります。
感覚とテクノロジー、その両方を持つことが最も重要です。
ナチュラルに戻る日も作る。ギアでパフォーマンスを高める日も作る。
このバランスこそが、長く強く走るための鍵になります。
最後に
RUN FREEとは、裸足で走ることではありません。
自分にとって最適な選択を自由にできることです。
ナチュラルな日も、フル装備の日も持つ。どちらか一方に偏るのではなく、両方を使いこなすこと。それが、最も実践的で、最も強い方法です。
参考文献・出典
本記事は以下の研究内容をもとに、一般読者向けに筆者が要約・再構成したものです。論文本文・図表・画像を転載したものではありません。
Koyama K, Hosono S. Comparison of the Effects of Barefoot and Shod Training on Foot Structure, Muscle Strength, and Sensory Function. Journal of Strength and Conditioning Research. 2026;40(5).
この記事を書いたコーチ
Mike Trees(7 x マスターズ世界チャンピオン)
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着圧や疲労軽減といった機能面は非常に優れているものの、1度の洗濯で縫い目の糸がほつれが生じるなど、耐久性には不安が残る。
ランニングの動きを邪魔せず、とても快適な着心地でした。シンプルな見た目で、普段着にも使えて重宝しています!
足首がしっかりホールドされている感覚があり、足裏のアーチも保持されている気がして走りやすい!