SA1NTコーチ【マイク】が教える|リカバリー④休む勇気
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真面目なランナーほど、休むことが苦手です。
疲れているのに走る。
脚が重いのに走る。
休むと不安になる。
「今日はサボっているだけかもしれない」と自分を責める。
Coach Mike は、こうしたランナーを数多く見てきました。
そして、時には自分自身も同じような経験をしてきました。
しかし、長く走り続けるためには、頑張る勇気だけでは足りません。
休む勇気も必要です。
目次
なぜランナーは休むことに罪悪感を持つのか
ランナーは、努力することに価値を置きます。
早起きして走る。
雨の日でも走る。
疲れていても練習をこなす。
そうした積み重ねが、自信になります。
しかし、その真面目さが、時にはリカバリーを邪魔することがあります。
休むと不安になる。
今日走らなかったら弱くなる気がする。
他の人は走っているのに、自分だけ休んでいる気がする。
こうした感覚を、リカバリーへの罪悪感と考えることができます。
特にSNSやランニングアプリがある時代では、他人の練習がいつでも見えます。
誰かが速く走っている。
誰かが長く走っている。
誰かが毎日練習している。
それを見ると、自分も休んではいけないように感じてしまいます。
しかし、他人の練習は、その人の身体、その人の生活、その人の回復力に合わせたものです。
自分にそのまま当てはめる必要はありません。
休むことは弱さではない
Coach Mike は、休むことを弱さだとは考えていません。
むしろ、必要な時に休めることは、強いランナーの条件の一つです。
なぜなら、休むことで身体は修復されるからです。
ハードな練習で傷ついた筋肉。
疲れた神経系。
消耗したエネルギー。
それらは、休養と睡眠、栄養によって回復していきます。
休まずに走り続けることは、短期的には頑張っているように見えます。
しかし、長期的には疲労を積み重ねているだけかもしれません。
Coach Mike がよく伝える考え方はシンプルです。
「迷ったら、少なくする」
これくらいの慎重さが、長く走り続けるためには必要です。
怠けているのか、疲れているのか
多くのランナーが悩むのはここです。
「今日は本当に疲れているのか」
「それとも、ただ怠けたいだけなのか」
この判断は簡単ではありません。
Coach Mike も、ランナーがこの問題で悩むことをよく理解しています。
本当に疲れているのに無理をすれば、身体を壊します。
逆に、毎回気分だけで休んでしまえば、継続は難しくなります。
大切なのは、自分の身体を正直に見ることです。
次のような状態なら、疲労の可能性があります。
- 睡眠の質が悪い
- 朝から身体が重い
- 食欲がいつもと違う
- 脚が重い
- 心拍が高い
- 気分が落ちている
- 数日間ハードな日が続いている
こうしたサインがある時は、無理に頑張るより、練習を軽くする方が賢明です。
10分ルールで身体の声を聞く
Coach Mike が勧めるシンプルな方法があります。
それが、10分ルールです。
走るか休むか迷った時、まず10分だけ走ってみる。
もし10分経っても身体が重く、気分も上がらず、違和感があるなら、その日は帰る。
これはサボりではありません。
身体が「今日はやめておこう」と教えてくれているのです。
一方で、走り出して身体が温まり、気持ちよく動けるようなら、そのまま軽く続けてもよいでしょう。
大切なのは、最初から根性で押し切らないことです。
身体の状態を確認しながら判断する。
これが、長く走るための賢い方法です。
燃え尽きる前に止まる
ランナーの燃え尽きは、突然起こるように見えます。
しかし実際には、少しずつ進んでいます。
最初は、走るのが少し面倒になる。
次に、練習が義務のように感じる。
そして、以前は楽しかったランニングが、ストレスになっていく。
Coach Mike は、燃え尽きを防ぐためには、走ること以外の楽しみも必要だと考えています。
泳ぐ。
自転車に乗る。
山を歩く。
ウォッチを外して走る。
友人とゆっくり走る。
こうした時間は、単なる気分転換ではありません。
ランニングを長く続けるためのリカバリーでもあります。
走ることが好きだからこそ、時には走ることから少し離れる必要があるのです。
休むことも長期的な強さにつながる
短期的に見ると、休むことは練習を減らすことに見えます。
しかし長期的に見ると、休めるランナーの方が強くなります。
なぜなら、怪我を減らし、燃え尽きを防ぎ、継続できるからです。
走れない期間が長くなる最大の原因は、休まなかったことにある場合もあります。
小さな疲労を無視する。
小さな痛みを無視する。
休むべき日に走る。
その結果、数週間、数か月走れなくなる。
それよりも、早めに1日休む方がはるかに良い選択です。
Coach Mike が伝えたいのは、休むことは逃げではないということです。
長く走るための判断です。
まとめ
休むことに罪悪感を持つランナーは少なくありません。
しかし、リカバリーは弱さではありません。
Coach Mike が伝えたいポイントは次の通りです。
- 休むことはトレーニングの一部である
- 真面目なランナーほど休む勇気が必要
- 疲労と怠けを見分ける必要がある
- 迷った時は10分だけ動いて判断する
- 燃え尽きる前に調整する
強いランナーとは、毎日無理をする人ではありません。
自分の身体の声を聞き、必要な時に休める人です。
休む勇気。
それは、長く走り続けるために必要な力です。
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この記事を書いたコーチ
Mike Trees(7×マスターズ世界チャンピオン)
長年にわたりコーチ、トレーナー、そしてアスリートとして活躍。スポーツ科学の知見と実戦経験を融合させ、ランニングパフォーマンス向上に取り組んできた。
アジアの高温多湿な環境に適した、高機能なコンプレッションウェアとランニングギアの必要性を感じ、SA1NTと共にプロダクト開発を行っている。
Mike Treesからのメッセージ
「私はアスリートとして、コーチとして、そしてスポーツ科学者として、常にスポーツに対するホリスティックなアプローチを取り入れてきました。トレーニング、レース、リカバリー、栄養、そして身体のケア。そのすべてが、長く走り続けるために重要です。」
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