SA1NTコーチ【マイク】が教える|加齢に打ち勝つ⑤怪我との向き合い方
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長く走り続けるランナーにとって避けられないものの一つが、“怪我”です。
どれだけ経験があっても、どれだけ知識があっても、人生の中で一度も怪我をしないランナーはほとんどいません。
特に年齢を重ねると、回復には時間がかかり、以前よりも小さな違和感が大きな問題につながることがあります。
しかし Coach Mike は、怪我を「終わり」ではなく、身体を理解し直す機会として考えています。
大切なのは、怪我で悲観的にならない事です。
怪我とどう向き合い、どう乗り越え、どう長く走り続けるかです。
目次
年齢とともに怪我は変わる
若い頃の怪我は、比較的回復が早いことがあります。
多少無理をしても、数日休めば戻ることもあります。
しかし年齢を重ねると、身体は少しずつ変化します。
- 回復が遅くなる
- 柔軟性が低下する
- 筋力が落ちる
- 腱や関節が硬くなる
- 炎症が長引きやすくなる
その結果、以前なら問題にならなかった小さな違和感が、長期間続く怪我につながることがあります。
だからこそ、年齢を重ねたランナーほど、身体のサインを早めに感じ取ることが重要になります。
“少しの違和感”を無視しない
多くのランナーは、真面目です。
多少痛くても、「走れば治る」「そのうち良くなる」と考えてしまうことがあります。
しかし Coach Mike は、違和感を無視し続けることを勧めていません。
特に次のような場合は注意が必要です。
- 毎回同じ場所が痛む
- 徐々に悪化している
- フォームが変わる
- 片側だけに負担を感じる
- 日常生活にも影響が出る
- 休んでも戻る
こうしたサインを無視して無理を続けると、結果として長期間走れなくなることがあります。
年齢を重ねるほど、「我慢強さ」より「早めの対応」が重要になります。
正しく原因を調べる重要性
Coach Mike は、「とりあえず休むだけ」で終わらせないことを重視しています。
なぜなら、痛みには必ず原因があるからです。
例えば、
- 股関節の硬さ
- 臀部の筋力低下
- 左右差
- フォーム崩れ
- 接地位置の問題
- 過剰なトレーニング量
- 回復不足
など、小さな問題が積み重なって怪我につながることがあります。
だからこそ、必要に応じて Physio や専門家に相談し、原因を正しく確認することが重要です。
特に年齢を重ねたランナーでは、「単なる疲労」だと思っていたものが、血流や関節など別の問題である場合もあります。
Coach Mike 自身も、競技人生の中で手術や大きな問題を経験してきました。
だからこそ、“放置しないこと” の重要性を強く感じています。
リハビリはトレーニングの一部
怪我をすると、多くのランナーは「何もできない」と感じます。
しかし Coach Mike は、リハビリもトレーニングの一部だと考えています。
実際、怪我の期間は、身体を見直すチャンスでもあります。
例えば、
- フォーム改善
- 股関節モビリティ
- 体幹トレーニング
- 筋力バランス改善
- 柔軟性向上
- 睡眠改善
- 食事改善
など、普段後回しにしていた部分に取り組む時間を作ることができます。
また、怪我をきっかけに、以前より効率の良いフォームになるランナーも少なくありません。
大切なのは、怪我を「すべて失った時間」と考えないことです。
怪我をしてもランナーであることは変わらない
怪我をすると、多くのランナーは精神的にも落ち込みます。
走れないことで、自分自身を失ったように感じることもあります。
しかし Coach Mike は、こうした時ほど、“走る理由” を思い出すことが大切だと考えています。
ランニングは、単にタイムを出すことだけではありません。
- 身体を動かすこと
- 自然を感じること
- ストレスを減らすこと
- 仲間とつながること
- 人生を楽しむこと
怪我をして一時的に走れなくなっても、ランナーであることは変わりません。
そして、多くの場合、身体はまた少しずつ戻っていきます。
焦りすぎないことが重要です。
長く走るために必要な考え方
Coach Mike が大切にしている考え方の一つに、
“Progress is never linear.”
という言葉があります。
成長は一直線ではありません。
怪我、疲労、停滞、失敗。
そうした時期を繰り返しながら、多くのランナーは長く競技を続けています。
だからこそ重要なのは、短期間の結果だけを見ることではありません。
10年後、20年後も動ける身体を作ることです。
そのためには、
- 無理をしすぎない
- 違和感を放置しない
- 回復を軽視しない
- 筋力を維持する
- 柔軟性を失わない
- 必要なら休む
という考え方が非常に重要になります。
年齢を重ねるほど、「どれだけ追い込めるか」より、「どれだけ長く続けられるか」が大切になります。
まとめ
怪我は、多くのランナーにとって避けられないものです。
しかし、怪我をしたから終わりではありません。
Coach Mike が重視しているのは、次のポイントです。
- 違和感を放置しない
- 原因を正しく調べる
- リハビリもトレーニングの一部と考える
- 焦りすぎない
- 長く走り続けることを最優先にする
年齢を重ねると、身体は変化します。
しかし、正しく向き合えば、長く走り続けることは十分可能です。
そして Coach Mike が最も大切にしているのは、単に速く走ることではありません。
走ることで、人生の質を高め続けることです。
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この記事を書いたコーチ
Mike Trees(7×マスターズ世界チャンピオン)
長年にわたりコーチ、トレーナー、そしてアスリートとして活躍。スポーツ科学の知見と実戦経験を融合させ、ランニングパフォーマンス向上に取り組んできた。
アジアの高温多湿な環境に適した、高機能なコンプレッションウェアとランニングギアの必要性を感じ、SA1NTと共にプロダクト開発を行っている。
Mike Treesからのメッセージ
「私はアスリートとして、コーチとして、そしてスポーツ科学者として、常にスポーツに対するホリスティックなアプローチを取り入れてきました。トレーニング、レース、リカバリー、栄養、そして身体のケア。そのすべてが、長く走り続けるために重要です。」
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