ハイロックス横浜の振り返り・学び・次の目標
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カテゴリー:大会攻略|Vol.24
日本初開催となったHYROX横浜大会は、トニーコーチの言葉を借りれば「本当に大成功」と言える大会でした。
ニュースにも出ていたように、全体で約3,800人が参加。
しかも、そのうち約40%が海外からの参加者だったとされ、日本にいながら世界中の選手と同じ会場で競うような、これまでの国内スポーツイベントとは少し違う熱気がありました。
朝から晩まで会場に人があふれ、競技者だけでなく、応援に来た観客も含めて大きな盛り上がりを見せた大会だったと、トニーコーチは振り返っています。
UFITからも約40名が参加し、出場した人からは「絶対に次も出たい」「まだ感動している」という声も多かったそうです。
HYROXは、単なるフィットネスイベントではありません。
CrossFit経験者、ランナー、Spartan Race経験者、筋トレをしている人、普段からフィットネスに取り組む人など、さまざまなバックグラウンドを持つ人が同じフィールドで挑戦できる競技です。
横浜大会を通じて、HYROXが日本でも本格的に広がり始めたことを感じた人は多かったはずです。
そして次の大会。
横浜大会に出た人も、今回は出られなかった人も、次に向けて何を準備すべきかが見えてきました。
この記事では、トニーコーチの横浜大会総括をもとに、HYROX横浜の盛り上がり、参加者の特徴、CrossFit経験者とランナーそれぞれの課題、そして次回に向けた準備を整理します。
目次
- HYROX横浜は日本初開催として大成功
- 参加者は約3,800人。会場は朝から晩まで熱気に包まれた
- 海外参加者が約4割。日本にいながら世界と競う大会に
- HYROXは観戦しても楽しめるスポーツ
- UFITからも約40名が出場
- CrossFitだけでなく、さまざまな競技者が集まった
- 次回HYROX大会に向けて今から何を準備するべきか
- CrossFit経験者の課題はラン
- ランナーの課題はファンクショナルムーブメント
- 5か月あれば課題はかなり変えられる
- 次回に向けたタイプ別準備
- ウェアと補給の準備
- まとめ
HYROX横浜は日本初開催として大成功
トニーコーチは、HYROX横浜大会について「本当に大成功だった」と振り返っています。
日本で初めて本格的に開催されたHYROXとして、競技者の数、会場の盛り上がり、観客の熱気、海外参加者の多さを見ても、非常に大きなインパクトのある大会でした。
HYROXは、世界的に急速に広がっているフィットネスレースです。
その日本初開催が、これだけ多くの参加者を集めたことは、日本でもHYROXへの関心がかなり高まっていることを示しています。
特に印象的なのは、参加者の幅広さです。
CrossFit経験者だけでなく、ランナー、Spartan Race経験者、一般的に筋トレやフィットネスに取り組んでいる人も多く参加していました。
HYROXは、特定の競技経験者だけのものではありません。
走る力、筋力、持久力、全身を使う能力を組み合わせた、誰でも挑戦できる新しいフィットネスレースとして、日本でも大きな可能性を見せた大会だったと言えます。
参加者は約3,800人。会場は朝から晩まで熱気に包まれた
トニーコーチの総括によると、HYROX横浜大会の参加者は約3,800人。
この人数は、日本初開催としては非常に大きな規模です。
しかも、1日でこの規模をやり切ったことも大きなポイントです。
会場は朝から晩まで、多くの参加者と観客で賑わっていたといいます。
HYROXは、1人ずつ静かに走るレースではありません。
会場内で、ラン、スキーエルゴ、スレッド、ローイング、ウォールボールなどが同時に進み、応援の声が響き、次々に選手がスタートしていきます。
そのため、会場全体に独特の熱気があります。
出場した選手にとっても、観客として見に来た人にとっても、単なる大会以上の体験になったはずです。
トニーコーチも、会場の盛り上がりを見て、日本でもHYROXが大きく広がる可能性を感じたと話しています。
海外参加者が約4割。日本にいながら世界と競う大会に
HYROX横浜大会の特徴の一つが、海外参加者の多さです。
トニーコーチは、参加者の約40%が外国人だったと話しています。
これは、国内の一般的なスポーツイベントとは少し違う雰囲気を作っていました。
日本にいながら、世界中から集まった選手と同じ会場で競う。
これはHYROXならではの魅力です。
ランニング大会やフィットネスイベントでも海外参加者がいることはありますが、HYROX横浜では、その比率の高さが会場の国際的な雰囲気につながっていました。
日本の選手にとっても、海外の選手の動き、ペース、雰囲気を間近で見る機会になったはずです。
競技としても、イベントとしても、HYROXが「世界とつながるスポーツ」であることを感じられる大会でした。
HYROXは観戦しても楽しめるスポーツ
HYROXは、出るだけでなく、観戦しても楽しめるスポーツです。
トニーコーチも、会場にはかなり多くの観客がいて、観客席も埋まっていたのではないかと話しています。
HYROXは、競技の進行が見えやすいことが特徴です。
スキーエルゴ、スレッド、バーピーブロードジャンプ、ローイング、ファーマーズキャリー、サンドバッグランジ、ウォールボールなど、目の前で選手が全力で動く様子を見ることができます。
また、出場者同士の応援、チームメイトの声援、知り合い同士の励まし合いも会場の雰囲気を作ります。
単にタイムを競うだけではなく、会場全体で盛り上がれるのがHYROXの魅力です。
今回出場しなかった人でも、会場で観戦したことで「次は出たい」と感じた人は多かったはずです。
UFITからも約40名が出場
トニーコーチが運営するUFITからも、約40名がHYROX横浜に出場したとのことです。
出場者からは、かなりポジティブな声が多かったといいます。
「絶対に次も出たい」
「まだ感動している」
そうした声が出るほど、HYROX横浜は参加者にとって印象の強い大会だったようです。
HYROXは、トレーニングしてきたことがそのまま試される競技です。
ランも必要です。
筋力も必要です。
心肺も必要です。
最後まで粘るメンタルも必要です。
だからこそ、完走した時の達成感が大きくなります。
UFITから多くのメンバーが参加し、ポジティブな反応が多かったことは、HYROXが日本のフィットネスコミュニティにしっかり刺さったことを示しているように感じます。
CrossFitだけでなく、さまざまな競技者が集まった
HYROXは、CrossFit経験者だけの競技ではありません。
トニーコーチも、会場にはCrossFitをやっている人はもちろん、それ以外にもランニングをしている人、Spartan Raceに出ている人、筋トレをしている人など、さまざまなタイプの参加者がいたと話しています。
これはHYROXの大きな特徴です。
ランナーにとっては、8kmのランがあるため挑戦しやすい。
CrossFit経験者にとっては、スキーエルゴ、ローイング、ウォールボール、ランジなど、馴染みのある動きが多い。
Spartan Race経験者にとっては、走りながら障害物に対応する感覚が近い。
筋トレをしている人にとっては、スレッドやキャリー、サンドバッグなどの重さを扱う種目に魅力があります。
このように、複数の競技文化が交わるところにHYROXの面白さがあります。
横浜大会は、その広がりを実感できる大会だったと言えます。
関連記事:HYROX大会:アスリートタイプ別攻略法
次回のために今から何を準備するべきか
HYROX横浜の次の大会に向けて。
トニーコーチも、次回は今回以上に日本人参加者が増えるのではないかと話しています。
横浜大会に出た人は、自分の課題がかなり見えたはずです。
ランで落ちた人。
スレッドで止まった人。
ウォールボールで力負けした人。
ファーマーズキャリーで握力がきつかった人。
サンドバッグランジで脚が終わった人。
それぞれに、次回に向けた課題があります。
今回出られなかった人も、横浜大会の盛り上がりを見て、次は出たいと思ったかもしれません。
次回の大会に向けて大切な、今から自分のタイプに合わせた準備を始めることです。
HYROXは、直前に少し練習しただけで急に強くなる競技ではありません。
数か月単位で準備すれば、ランも筋力も、ファンクショナル種目への慣れもかなり変わります。
CrossFit経験者の課題はラン
トニーコーチは、横浜大会を踏まえて、CrossFit経験者の多くが「やっぱりランだな」と感じたのではないかと話しています。
CrossFit経験者は、ファンクショナル種目には比較的対応しやすいです。
スキーエルゴ、ローイング、ウォールボール、ランジ、キャリーなど、普段のジムで見慣れている動きも多いからです。
しかし、HYROXでは1kmランが8回あります。
このランで差が出ます。
トニーコーチ自身も、ファンクショナル種目をさらに大きく縮めていくのはなかなか難しいため、これからの5か月はかなりランを中心にやっていく予定だと話しています。
これは、多くのCrossFit経験者にも当てはまります。
ファンクショナル種目である程度戦えるなら、次にタイムを大きく縮める鍵はランです。
1kmあたり10秒、20秒速くなるだけでも、8本あれば大きな差になります。
CrossFit経験者は、次回大会に向けて、ランを避けずに取り組むことが重要です。
関連記事:HYROX向けラントレーニング|CrossFit経験者が走力を上げる方法
ランナーの課題はファンクショナルムーブメント
一方で、ランナーの課題はファンクショナルムーブメントです。
トニーコーチは、ランナーはウォールボールで力負けしたり、スレッドプッシュやスレッドプルで押せない、引けないと感じた人がいたのではないかと話しています。
ランナーは、走力があります。
8kmのランでは強みを出しやすいです。
しかし、HYROXはランニングレースではありません。
重いスレッドを押す。
重いスレッドを引く。
ボールを持ってスクワットし、ターゲットに投げる。
サンドバッグを担いでランジする。
ケトルベルを持って歩く。
こうした重さを扱う動きが入ります。
ここで止まると、ランで作った差を失ってしまいます。
ランナーは、基本的なストレングスを作ることが次の課題です。
トニーコーチも、5か月あればかなり作れると話しています。
週1〜2回でもCrossFitやファンクショナルトレーニングを取り入れることで、次回のレースは大きく変わる可能性があります。
関連記事:HYROX大会:アスリートタイプ別攻略法
5か月あれば課題はかなり変えられる
HYROXの良いところは、課題が分かりやすいことです。
ランが遅い。
スレッドが重い。
ウォールボールで止まる。
ローイングで呼吸が乱れる。
キャリーで握力が終わる。
こうした課題は、レースに出るとかなり明確になります。
そして、次の大会までに数か月あれば、かなり改善できます。
トニーコーチも、次の大会までの約5か月で、CrossFit経験者はランを中心に、ランナーは基本的なストレングスを作ることで、次のレースに向けて大きく準備できると話しています。
5か月は短くありません。
週2〜3回のラン練習を入れる。
週1〜2回の筋力トレーニングを入れる。
HYROX特有の種目に慣れる。
これだけでも、次のレースでの感覚は大きく変わります。
大切なのは、今回見えた課題をそのまま放置しないことです。
次回に向けたタイプ別準備
CrossFit経験者
- 週2〜3回ランを入れる
- ゆっくりジョグで土台を作る
- 1kmインターバルを取り入れる
- ファンクショナル後に走る練習をする
ファンクショナル種目の強みを活かすために、ランを強化しましょう。
ランナー
- 週1〜2回ストレングストレーニングを入れる
- スクワット、ランジ、デッドリフト系の動きに慣れる
- スレッドプッシュ・スレッドプルを練習する
- ウォールボールを早めに練習する
走力を活かすために、ファンクショナル種目で止まらない体を作りましょう。
Spartan Race経験者
- スキーエルゴとローイングに慣れる
- ウォールボールを練習する
- スレッド系の重さを体験する
- 屋内レース特有のペース配分に慣れる
走りながら障害物に対応する力はあるので、HYROX特有の種目に慣れることがポイントです。
ウェアと補給の準備
次回のHYROXに向けては、トレーニングだけでなく、ウェアと補給も早めに試しておくことが大切です。
HYROXでは、走る、押す、引く、跳ぶ、漕ぐ、持つ、担ぐ、投げるという動きが続きます。
そのため、ウェアは走りやすく、しゃがみやすく、ずれにくく、擦れにくいものを選ぶ必要があります。
トニーコーチもおすすめしているSA1NTのP1 Elite Compression Shortsは、HYROXのようにランとファンクショナル種目が混ざる競技と相性が良いアイテムです。
適度なコンプレッションで脚をサポートしながら、ラン、スレッド、バーピー、ランジ、ウォールボールのような大きな動きにも対応しやすい設計です。
また、P1 Eliteにはポケットがあるため、補給ジェルを1〜2個入れておくのにも便利です。
HYROXは1時間以上かかる選手も多いため、後半のランやウォールボールに向けた補給を考えておくと安心です。
▶ トニーコーチおすすめ:SA1NT P1 Elite Compression Shortsを見る
関連記事:HYROXレース向けシューズ・ウェア・ギアの選び方
まとめ|横浜で見えた課題を、次の大会への準備に変える
HYROX横浜大会は、日本初開催として大きな成功を収めました。
約3,800人が参加し、そのうち約40%が海外参加者。
会場には朝から晩まで人が集まり、観客も含めて大きな熱気がありました。
UFITからも約40名が参加し、「次も出たい」「まだ感動している」という声が多かったとトニーコーチは振り返っています。
そして、横浜大会を終えて、多くの人が自分の課題を感じたはずです。
CrossFit経験者は、ラン。
ランナーは、ファンクショナルムーブメント。
Spartan Race経験者は、HYROX特有のマシンやウォールボール。
次回の大会までに、この課題に取り組めば、レース内容は大きく変わります。
HYROXは、出て終わりのイベントではありません。
出ることで、自分の強みと弱点がはっきり分かる競技です。
横浜で見えた課題を、次への準備に変える。
それが、次のHYROXでさらに良いレースをするための一番の近道です。
HYROX関連記事一覧
HYROXの入門記事、8種目攻略、トレーニング方法、大会戦略をまとめて読みたい方は、こちらのHYROX特集ページをご覧ください。
- これを読めばバッチリ。HYROX完全版Q&A:種目・カテゴリー・攻略・ギア選び
- HYROXとはどんなスポーツ?
- ハイロックス当日の流れ|ウォームアップ・ペース配分・種目別戦略
- HYROX大会:全8種目解説とタイムを縮めるポイント
- HYROX大会:ソロ・シングル部門攻略法
- HYROX大会:ダブルス・ペア部門攻略法
- HYROX大会:チーム・リレー部門攻略法
- HYROX大会:アスリートタイプ別攻略法
- HYROX種目①スキーエルゴ攻略法
- HYROX種目②スレッドプッシュ攻略法
- HYROX種目③スレッドプル攻略法
- HYROX種目④バーピーブロードジャンプ攻略法
- HYROX種目⑤ローイング攻略法
- HYROX種目⑥ファーマーズキャリー攻略法
- HYROX種目⑦サンドバッグランジ攻略法
- HYROX種目⑧ウォールボール攻略法
この記事はSA1NT JAPAN編集部が作成し、CrossFit Uninterruptedヘッドコーチであり、HYROX競技にも挑戦している板谷友弘氏の監修を受けています。
監修
板谷友弘(UFIT Tony Coach / CrossFit Uninterrupted Head Coach)

板谷友弘(いたや ともひろ)氏は、日本を代表するクロスフィットアスリートであり、世界最高峰の舞台であるCrossFit Games Finalsの出場経験を持つ世界レベルの競技者です。
CrossFitはランニング、持久力、筋力、体操競技、ウェイトリフティングなど、あらゆる身体能力が求められる競技であり、その中で世界トップレベルに到達した日本人選手の一人です。
現在は、自身がオーナー兼ヘッドコーチを務めるCrossFit Uninterrupted(UFIT)を運営し、競技者から一般の方まで幅広く指導しています。また近年はHYROX競技にも積極的に取り組み、CrossFitとHYROXの両方を深く理解する数少ない日本人コーチとして活動しています。HYROXはランニングの経験がない中も大阪大会で3位、日本人選手2位に輝きました。
選手として世界レベルを経験し、コーチとして数多くのアスリートを指導してきた経験を活かし、本記事の監修を担当しています。
トニーコーチから一言:
「HYROX横浜は、日本初開催として本当に大成功だったと思います。参加者も多く、海外からの参加者も多くて、会場全体がすごく盛り上がっていました、CrossFitの人はやっぱりラン、ランナーの人はスレッドやウォールボールなどのファンクショナル種目が課題になると思います。5か月あればかなり変えられるので、横浜で見えた課題を次の準備につなげてほしいです。」
トニーコーチの情報はこちらから↓
🌐 CrossFit Uninterrupted
トニーコーチInstagram
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